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町はずれの森に、
ちっちゃなもみの木が立っていました。
もみの木は早く大きくなりたい、と
いつも思っていました。
そして、伐られる大きなもみの木を見ては
ため息をついてばかりいました。
何年か経って、ついにもみの木は
伐られて町に運ばれて
クリスマスツリーの飾り付けをされました。
あくる朝、
「今日もまた飾り付けをされるんだ」と
わくわくしていたもみの木でしたが、
屋根裏部屋に投げ込まれてしまいました。
そして、葉も枯れ果てた頃、
中庭に引き出されて薪にされ、
火にくべられてしまいました。
もみの木は泣きながら、
「おしまいだ!楽しめる時に
楽しんでおけばよかった!」と叫びました。
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