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町のねずみと、いなかのねずみは
大の仲良しでした。
ある日、町のねずみがいなかのねずみの
家をたずねてきました。
いなかのねずみはトウモロコシや
とれたての木の実など、
ごちそうをたくさん並べて
町のねずみを迎えました。
ところが町のねずみは口もつけずに、
「きみはこんなものを食べているんだね。
今度、ぼくのうちへおいで。
すごいごちそうを食べさせてあげるから。」
と言い残して、帰っていきました。
しばらくして、いなかのねずみが
町のねずみをたずねると、
テーブルにはパンやチーズやケーキ、
ローストチキンのごちそうの山。
「ほら、これをごちそうっていうんだよ。」
ねずみ達が食べようとした瞬間、
人間が入ってきて大騒ぎ。
ほうきをふりあげて追いかけてきました。
「まずい!逃げろ!!」
いなかのねずみはつぶやきました。
「こんなにビクビクしながら食べたって、
味もわからない。」そして、自分の家に戻って、
ゆっくりと木の実を食べました。
「やっぱりこれが一番。」
いなかのねずみは、心からそう思いました。
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