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ずっとむかし、
地球は子どもたちだけの世界でした。
そこにエピミシウスいう男の子がいました。
ある日彼の家にパンドラという
かわいい女の子がやってきました。
パンドラは部屋の中で
すてきな箱を見つけました。
「この箱をおいていった神様が、
ぜったいにあけないようにって、いってたよ」
エピミシウスはそういうと
外に遊びに行きました。
パンドラは箱の中を見たくて
しょうがありません。
そしてついにその箱をあけてしまいました。
すると中から、誰からもきらわれる
“わざわい”が飛び出してきました。
部屋の中は“わざわい”で
いっぱいになりました。
それをこっそり見ていたエピミシウスも大慌て。
パンドラがなきながら窓をあけると、
“わざわい”は外にでて
遊んでいる子どもたちをおそいました。
楽しかった子どもの世界は
めちゃめちゃになりました。
エピミシウスとパンドラが
しょんぼりしていると、
箱の中から、やさしい声が聞こえてきました。
「どうぞ、ふたをあけてください」
ふたりがこわごわふたをあけると、
中から美しい女の人があらわれました。
「わたしは『希望』です。あなたたちが
明るい明日をしんじて望みをもつなら、
わたしはいつもいっしょです」
そういって、『希望』がはばたくと
“わざわい”はこそこそと逃げていきました。
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