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ある森に、
まずしいきこりの家族が住んでいました。
その日のパンにも困るほどのまずしさに、
まま母ときこりのお父さんは、
とうとう子どもを森の奥へ
捨てることにしました。
次の日、ヘンゼルとグレーテルの兄妹は
少しのパンを持たされて、
森の奥へ置き去りにされました。
利口なヘンゼルは、
パンをちぎって道にこぼし、
パンくずをたどって家に帰ろうとしましたが、
小鳥がみんなパンくずを
食べてしまったので帰れません。
グレーテルはとうとう泣きだしました。
とぼとぼと森の中を歩いていると、
クッキーやチョコレートやキャンデーでできた
「おかしの家」をみつけました。
二人が大喜びで
「おかしの家」を食べていると、
家の中からおそろしい顔をした
魔女があらわれました。
そして、ヘンゼルを食べようと
魔女がかまどに火をつけようとしたその時、
グレーテルが力いっぱい
魔女をかまどの中に押し込みました。
「ぎゃーっ!」
魔女はかまどの火で焼け死んでしまいました。
二人は、魔女の宝物を持って家に帰り、
いじわるなまま母が死んで一人になっていた
きこりのお父さんと一緒に
仲良く暮らしました。
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