創ってみよう。童話の世界。Vol.8
[お日様にわなをかけたマウイ]ポリネシア童話
お日様にわなをかけたマウイ
マウイのおかあさんの仕事は、
木の皮を干して、たたいてきれいにすること。
おかあさんが、「もっと長くお日様が
空にいてくれたら早く木の皮がかわくのに…」
と困っているのを聞いて、
マウイはお日様にお願いすることにしました。
そこでマウイは、毎朝お日様に
バナナ料理を持っていく、高い山に住む
おばあさんのところへ相談に出かけました。
おばあさんは、お日様と話をするために、
16本の丈夫な綱の先に、女の髪の毛で
16個の輪っかを作って結びつけ、
わなを作り、ウィリウィリの木の根もとに
しかけることを教えてくれました。
マウイはさっそくわなをしかけて
夜明けを待ちました。
キラキラと光を振りまいて
お日様が出てきた時、
マウイはお日様の長くのびた光を
次々とつかみ、女の髪の毛で作った
16個の輪っかに入れます。
お日様は光を輪っかからはずそうと大暴れ。
マウイは「言うことをきいてくれなきゃ、
はなさない!」と必死に頑張りました。
とうとうお日様は
ギラギラ暴れることに疲れて、
マウイの願いを聞いてくれました。
それから、お日様は一年のうち半分は
空で長く光を振りまき、あとの半分は
早く空を通りすぎるようになったそうです。
夢を追い求めること。いま私たちみんなが
忘れていることかも知れません。
なんでも一生懸命頑ん張れば必ず実現します。
お菓子づくりも、そして夢も
マウイのようなヤル気と元気があれば…
Copyright(c);2025 Omu milk productsco., ltd.All rights reserved.  illustration(c)Noricolle お問い合せ